うたかた日記帳

あれこれ備忘録

個人的に好きだった映画2019をつらつらと書き留めてみる 前半

2019年も終わりですね。

せっかくだから観た映画をブログに記そうと思っていたのに、1回でやめてしまっていました。三日坊主にもならない。

ということで、せめて最後にまとめとこうかなと思います。

長くなりそうなので、前後編に分けました。明日も更新しよう(フラグ?)

今年観た映画一覧

ちなみに、今年観た映画はこんな感じ。(括弧内は鑑賞日)

年間20本観ることを目標にしていましたが、ぎりぎり到達しました。洋画10本、邦画10本と、なかなか良いバランス。1~3月は本当に観たい映画が多くて(この他に運び屋、女王陛下のお気に入り、マスカレードホテル、雪の華、メリーポピンズあたりは観たかった)、毎週行ってもいいと思ってたな。

順位をつけよう

…かとも思ったけれど、なかなかに難しいので、おすすめなもののおすすめなところを書いていくことにした。ネタバレは(めんどくさいので)なし。一部2019でないものもあるけど、ご容赦くだされ。

グリーン・ブック

この中で1位を上げろと言われたら、私はこれ。まぁアカデミー賞も取った名作です。

皆さんご存じだと思うので多くは語らないですが、コメディータッチでありながらシリアスな部分ももちろんあり(題材がなんせ黒人差別だし)、終始飽きずに観られました。偏見とか、社会的・文化的な枠組みや常識とか、人と人とが関わるのにもいろんな(ともすると潜在的で隠れた)前提があり、それを突破するのは容易ではないんだろうと、今は思います。

ラストがかなりのハッピーエンドなのがよい!ハッピーエンド大好き!

天才作家の妻

とにかくグレン・クローズの演技を観てくれ。話の流れとしては胸に詰まるものがあるけど、とにかくグレンの演技に脱帽。

ライ麦畑の反逆児

前回の記事にも書いたので、割愛しようかと思ったけど、2019年2位はこの作品なのです。サリンジャーのひねくれボンボンっぷりがやっぱりツボだったんです。

余談ですが、この後サリンジャーの本『フラニーとズーイ村上春樹訳)』を買ったけど、後書きっぽいものを読んだっきり、完全に積ん読と化してます。2020年のうちに読みたい。ライ麦畑も読んでから、もう一度映画観たい。

人間失格

邦画1位はこれ。蜷川作品の中で一番好きかも。たぶん、私が国文学出身で近代文学大好きだという贔屓目もある。蜷川作品はとにかくキャストが豪華すぎるんだよな。3人の女のうち誰のように生きたいかと問われたら、太田静子のように生きたい(あくまで映画内の話だけど)。一番狂わない気がする。

コンフィデンスマンJP

ドラマも大好きだったけど、さらに輪を掛けたどんでん返しに予想のつかない展開。来年は映画第二弾「プリンセス編」が公開ですね。楽しみです。

 

残り5本は明日で。何について書こうかなー