うたかた日記帳

あれこれ備忘録

息子生後5か月、復職を決めました

ということで、無事第一希望の保育園に入園し、6月から慣らし保育が始まった。ムスッコ生後5か月。今のところ順調である。

出産前は、生後半年で職場復帰は早いし、自分はしないだろうと何となく思っていた。ところが、いざ産んでみて1か月もすると早めの復職を考え始めた。我ながらびっくりだが、なぜこんなに早く育休明けを決めたのかをまとめておこうと思う。これからめっちゃ大変になるだろうし、まぁ所信表明みたいなものです。

入園までの経緯

息子は早生まれなのもあり、0歳4月入園は全く考えていなかった。このため、妊娠中は保活もほとんど行っていなかった。近くの保育園はここかなーとウェブサイトを眺めるぐらい。

本気で保活のことを考え出したのは、臨月の頃ぐらいから。1か所ぐらい保育園見学行けばよかったなぁと里帰り先で後悔していた。産休に入ると時間があったので、スケジュールをちゃんと考える余裕ができたのですね。

前提としては、1歳になる前に復職したい気持ちはあり、9~10月(息子9か月ぐらい)で入園したいと思っていた。ただ、直近2~3年の空き状況実績を調べてみると、0歳児でも秋には定員が埋まっている保育園が多かった。ということで、取れる選択肢は2つ。

  1. 定員が埋まる前に早め(夏まででギリ)に0歳児クラスに入園
  2. 0歳での入園を諦めて1歳児クラスに入園

私の住んでいる地域は比較的保育園に入りやすく、どこでもよければ1歳児でも入園できそうではあった。

どこでもよければ」。これが難しい。

第一希望は自宅から最寄り(徒歩2分)の小規模園だった。夫婦ともにほぼフルリモートの我が家にとって、近さは正義だ。 近いだけでなく、おむつの持参なし等さまざまな条件が良く、見学に行った際に子供たちが生き生きとしていて印象がよかったので、ぜひここに入れたいと思った。

見学時(3月下旬。卒園など忙しい時期だったろうに、丁寧にご対応いただいた)に、「来年度はすでに0歳児クラス希望を何人か聞いているので、9月では埋まっていると思う」という旨を聞いていた。この時点で、入所させるなら早めにしようと決めた。

かくして、私がどこでもいいという気持ちになれなかったので、確実に希望が通る形で申し込もうと考えた。 第一希望の園に限らず、近くの保育園の今年度の1歳児4月入園枠はほぼ全て埋まっていたので、来年度も似たようなものだろう。点数的に通りやすいかはわからないので、ライバルがいる時期はできるだけ避けたい。 となると、やはり0歳児で入所させたい思いが強くなった。秋には埋まると聞いたし、ぼやぼやしていて入れなくなったらつらい。善は急げということで、私は6月入所に向けて保育所申し込みに取り組み始めた。

ざっくりとした経緯はこんなところである。

働きたい vs 息子の面倒を見たい

一応私の中にも、「いやいやそんな頑張らなくても息子のお世話と家事に徹したらええやんか~それだけでも楽ではないのに~」と思う私がいないではない。が、働きたい気持ちが勝ったのもまた事実。なぜこんなに働きたいのか、少し記しておく。

働きたい理由①

私はワーカホリックである。働かずに食べていけるだけのお金がもらえるとしても、おそらく何かしら働いている自信がある程度にはワーカホリックである。自分が社会的に役に立っている実感が欲しいのである。

子どもの世話と家事はそれなりに時間を使うので、このワーカホリックの性質は弱まったのだけど完全には変えられず、休んでいる間中「働きたいな~~~」と思っていた。

まぁあまり否定的に捉えず、働いている自分を自然に思えるのだなと解釈している。

働きたい理由②

働くということは、家庭以外にもう一つ所属先が増えるということである。つまり、「家庭の私(妻・母としての私)」と「職場の私(社会人としての私)」の2つの私を切り替えられるということだ。

「私」が1つしかないと窮屈だ。他に逃げ場がない(と私は感じやすい*1)。

もちろん、働かずともママサークルなどに入ればよかったのだけど、あまりピンと来ずにやめてしまった。新しい環境に飛び込む煩わしさを避けたとも言える。コミュ障なので。

息子の面倒を見たい気持ちはあるよ!

息子が生まれてから、育児については日々勉強している。とにかく健康に育ってほしい!そのために私ができることはやる!!!というお気持ち。

特に今月から始まる離乳食はちゃんとやりたいし、英語などの習い事も一緒にやりたい…と思うと、もう少し復職を遅らせた方が都合よかったのかもしれない。が、この辺は遅かれ早かれかな。時間は限られるかもしれないけど、息子のことは責任持って愛情たっぷりに育てたいし、健やかに育つために必要なものは可能な限り与えていきたい。

息子ときちんと向き合うためには私のメンタルが安定していることが大前提なので、働くこともその一環だと捉えられればよいと思う*2。決して無茶はしないです。生産性は出産前より絶対に落ちるので、うまく自分の心や周りの人と折り合いつけながらやっていきたい。その中で自分の価値を見出していきたい。気持ち的には第二ステージ始動。やってやるぜ。

さいごに

5月の下旬には、身体はほぼ戻ったなぁと自覚できた。ガリガリに戻ってしまったのでインナーマッスル鍛えたい。筋トレしたいぞ。時間がない…というのは言い訳…

こんなふうに体調が戻ったのも、早めに復職しようと決められたのも、全ては夫のおかげである。夫とは、子育ても家事もちゃんと2人でやれているなと実感できる関係であり、私がまだ回復していない時は私の休息を優先的に考え、家事のほとんどを引き受けてくれた。感謝しかない。ありがとう夫。BIG LOVE。*3

最後の最後に、息子はむちゃくちゃ可愛い。夜中に寝てくれなくて自分の睡眠時間が削られていった時は涙が出たけど、それも数えるほどしかないし可愛さが数段勝っている。

可愛くないから離れる決意をしたのではなく、これから先、いちばんいい形で家族でいられるように、決意しました。夫にも息子にも迷惑をかけるだろうけど、今後も仲良く一緒にやっていけたらいいなと思います。がんばるぞ。

*1:学生時代にサークルや部活を掛け持ちしてアルバイトもやっていた。やりたいことは全部したい性格だったのはあるが、所属先を増やす意味もあったと思っている。部活で困ったときはサークルを息抜きとしていた…などなど。

*2:実際はね、働くことでストレスも確実に増えるんだけどね!メリデメ比較してメリットがやや上回っていると思いたい。ダメだったらその時考える。

*3:息子は夫とのお風呂が大好きである。ほぼ毎日足をバタつかせて喜んでいる。私が入れると雑なのでギャン泣きである。すまん息子。