うたかた日記帳

あれこれ備忘録

【感想】ライ麦畑の反逆児

いつぶりかの更新。

突然ブログを再開したのは、

「あー映画けっこう見てるのに感想とか全然残してないなー忘れるなー」

と本日思ったからです。

同じ理由で、本もけっこう読んでるのに、こいつは読書メーターに登録しているにもかかわらず、レビューとか残してない。忘れるやん。

まぁええか。

 

はい。ということで、映画感想第一弾です。

www.rebelintherye-movie.com

 

毎度邦題にはケチをつけたくなるんだけど、副題、必要?サリンジャーだとわかりやすくて良いんだろうなとは思うけども…そして、ひとりぼっちは間違いないんだけども…

当方、仮にも文学部を出ておりますが、専攻は国文だし米文学にはまっっっったく疎く、特に予習もせずに鑑賞。

しかし、良映画でした。

★★★★★

めっちゃ甘めに★5つ。サリンジャーのひねくれボンボンっぷりがたまらんです。もう一度見たい映画。

以下、ネタバレあり感想。

 

 

サリンジャーって、戦争のトラウマから抜け出すのに瞑想やってたのね!ヨガもやってて親近感。

最近はマインドフルネスがすごく流行っているけれど、その源流かしら。

NYで瞑想に出会えて良かったなぁと思ったのでした。そして久々にTAに触れたくなる私。

 

ライ麦畑を読んだことはないんだけど、鬱っぽい話なのかな。そんな感じでした。

個人的には、戦争に行く前の恩師Whitとの会話が非常に好きでした。アメリカ英語のぱんぱんぱーんって華麗なやりとり。最近アメリカ英語苦手だったけど、今回はそうでもなく割と聞き取れたので嬉しい(自己満足)。

 

やはり原作の文章が出てくるのだけど、これは原文で読んでみたくなりました。特にライ麦畑が売れた後の、どんどん孤独な芸術家となっていく文章が好き。日本近代文学にも通ずるような、芸術至上主義が見えた気がしたけど、違うのかな。文筆家の自己陶酔って好きだわ。

 

以上、とりとめない、何の参考にもならない感想でした!

来週は天才作家の妻を観に行きます!!